マドンナ、南米ツアーではレディー・ガガの興行成績に対して3倍の差で圧倒

マドンナ、南米ツアーではレディー・ガガの興行成績に対して3倍の差で圧倒

マドンナは南米ツアーにおいて、レディー・ガガのチケットの売上を3倍上回ったことが最新の数字から明らかになっている。

さらにマドンナのMDNAツアーのチケットの価格設定はレディー・ガガのボーン・ディス・ウェイ・ボール・ツアーの3倍の設定になっていて、マドンナはコンスタントに5万5千人以上の動員に成功しているという。

また、レディー・ガガはチケット1枚につき無料チケットを1枚つけるなどして動員数のかさ上げをはかったとされていて、ペルー公演では5万人の動員を記録したというが、ペルーの著作家作曲家協会が発表したところによると、チケットの実売は1万7千万枚にとどまっていたという。それに対して、マドンナのMDNAツアーでは集客を増やすための割引戦略などは一切取られていないとニュース・サイトのエグザミナーが指摘している。

ここのところのマドンナとレディー・ガガの張り合いは、マドンナがレディー・ガガに作品をパクられていると指摘し始めたことに始まっていて、今年の1月にマドンナが"ボーン・ディス・ウェイ"は自身の1989年の"エクスプレス・ユアセルフ"に酷似していると発言したことに端を発している。その後、マドンナは繰り返し同じような指摘を発言してきているが、今回のMDNAツアーでは、"エクスプレス・ユアセルフ"のパフォーマンスで"ボーン・ディス・ウェイ"のサンプリングを導入したマッシュ・アップまで皮肉として披露している。そこにさらにマドンナは自身の"シーズ・ノット・ミー"のサンプリングも使って、「これはわたしじゃなくて誰かのパクリなの」と言わんばかりに音を使って皮肉ってもいる。

マドンナは9月に行ったニュージャージー州アトランティック・シティでのライヴでも、新作からの"マスターピース"をレディー・ガガに捧げると宣言してから「彼女のことは愛してる、愛してる。本当に愛してるの。模倣って最高の賛辞だから」と説明し、暗にレディー・ガガが自分の作品をパクっていると攻撃した。

なお、先月にはマドンナが1990年のブロンド・アンビション・ツアーで着用して有名になったマドンナの円錐型のブラがオークションのクリスティーズに出品され、51,971ドル(約431万円)で落札されたが、予想落札価格の倍の値をつけることになった。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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