ヴァンパイア・ウィークエンドはオフィシャル・タンブラーに、意味ありげな英語の頭文字らしき文字群をアップしていて、これがアルバムのタイトルと関係しているのではないかとファンの間で話題を呼んでいる。

サイトでは「VW/MVOTC/LPIII/MMXIII/XL」という文字群が点滅しながら表示されていて、2項目目以外は「ヴァンパイア・ウィークエンド」「LP3枚目」「2013年」「XL（レーベル）」と取れるので2行目の『MVOTC』がアルバム・タイトルではないかと取り沙汰されている。頭文字の意味についてはレコーディングが行われたマサチューセッツ州マーサズヴァインヤードが関係しているのではないかと見られている。

新作は2010年の『コントラ』以来となるアルバムで、バンドは1月22日にツイッターで「LP３完成。5月7日リリース」と発表しているが、1年半以上にわたって作業を続けてきたと伝えられている。ただ、バンドは『コントラ』をレコード会社に引き渡した瞬間からすでに、頭の中ではずっと新作の楽曲を書いてきたというが、実際にニューヨークのブルックリンにあるロスタム・バトマングリのアパートに集まってトラック制作にとりかかってみると、すぐにクリエイティヴな意味で壁にぶつかったことを自覚したと語っている。

また、エズラ・クーニグは新作の制作プロセスについて『NME』に次のように語っていた。

「どのアルバムもしんどい局面がたくさんあるものなんだ。例外なく、ぼくたちにはそういうもんなんだよね。今度の新作用に週に数日間をみんなで作業するようになって、本腰を入れてみたら、この作品にはうってつけな曲が2、3曲すぐにできたんだよ。新しいヴァイブがあって、いい曲になっているっていう曲がね。2、3か月はそれですごく得意気になってたけど、しばらくして『2、3曲いい曲は揃ったけど、現実問題として11から12曲は必要なんだよな』って気がつくわけでさ」

ヴァンパイア・ウィークエンドのオフィシャル・タンブラーはこちらから→
http://vampireweekend.tumblr.com/post/42026230480

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