貧困国への支援のチャリティ活動の募金を2年おきに行っている英国のバラエティ番組『コミック・リリーフ』が今年は3月15日に放送されるが、ワン・ダイレクションはこれに合わせて制作した新曲のビデオでデーヴィッド・キャメロン首相と共演している。
ワン・ダイレクションは今回のチャリティ・シングルとしてブロンディの1979年のヒット曲"どうせ恋だから"とジ・アンダートーンズの78年の"ティーンエイジ・キックス"のマッシュアップ・カヴァー"One Way or Another (Teenage Kicks)"をリリースしたが、このシングルのビデオにキャメロン首相が客演している。
キャメロン首相は首相官邸の玄関前でワン・ダイレクションと撮った記念写真をツイッターに上げながら「コミック・リリーフのチャリティ・シングル用のワン・ダイレクションのビデオへの客演を楽しませていただきました。撮影に協力できてよかったです」とツイートしている。また、その後のツイートで首相はシングルの売上については無税扱いとしてチャリティにより役立たせると発表している。
なお、ビデオでは首相官邸のシーンのほか、世界ツアーで訪れた日本やガーナの様子も使われているという。また、キャメロン首相は一昨年の『コミック・リリーフ』や昨年行われたスポーツ選手による同じ趣旨の特番の『スポーツ・リリーフ』にも登場しているが、今年の予定は明らかになっていない。これまでトニー・ブレアやゴードン・ブラウンなどの歴代首相も『コミック・リリーフ』に出演してきていることで知られている。
なお、"One Way or Another (Teenage Kicks)"のビデオは21日にオンエア解禁となる。
キャメロン首相とワン・ダイレクションの6ショット・ツイートはこちらから→
http://twitter.com/Number10gov/status/303173301419769857