アデルはスタジオ入りして2011年の『21』に続く新作の制作に取りかかっていると各紙が伝えている。
『ザ・サン』紙は昨年10月に息子を生んで以来、初めてアデルがスタジオに入ったと伝えていて、アークティック・モンキーズの『ハムバグ』やフローレンス・アンド・ザ・マシーンの『ラングス』『セレモニアルズ』にもプロデューサーとして参加したシミアン・モバイル・ディスコのジェイムス・フォードや『セレモニアルズ』で楽曲提供したキッド・ハープーンらが参加しているという。
『ザ・サン』紙では関係者筋の談話として次のようなものを紹介している。
「アデルは時流に応じたサウンドを作りたがっていて、新作についてはできるだけエッジーなサウンドにしたがってるんだよ。今回アデルが招集したチームは一流で、これまでの2作の成功に釣り合うだけの仕事をしてくれるものだとアデルは自信を持っている様子だよ。もちろん、世界中が新作を待ち焦がれてるから、簡単なことではないけどね」
その一方で、アデルの新作となる作品にはロビー・ウィリアムズとのコラボレーションが含まれるかもしれないとも伝えられている。アデルは2009年にもし他の歌手とレコーディングするならロビーとしてみたいと次のように語っていた。
「コラボレーションってわたしは好きじゃないのね。どうせ一緒に歌うのなら、レコードじゃなくてライヴで歌うのが大好きだから。でも、誰かと歌うっていうんだったら、ロビーかな? ロビーだったらいつだっていいけど」
ただ、先月の時点でアデルは「なにか歌いたいことが見つからない限り」新作はレコーディングしないとも語っていて、レーベルのXLレコーディングも昨年10月の時点では新作が届くまでに向こう数年間かかるかもしれないと明らかにしていた。
(c) NME.COM / IPC Media 2012