ザ・ビートルズの1969年の『アビイ・ロード』に収録され、リンゴ・スターの手による“オクトパス・ガーデン”が童話として出版されることが明らかになっている。
刊行するのは大手出版社のサイモン・アンド・シュスターで、大ヒットした絵本シリーズ『Aliens Love Underwear(宇宙人はパンツが大好き)』のベン・コートが絵を手がける絵本としての出版にリンゴがゴーサインを出したと『ザ・ガーディアン』紙が伝えていて、リンゴは次のようにコメントしている。
「オクトパス・ガーデンのさらなる冒険にあたって、ベン・コートとサイモン・アンド・シュスターと一緒にコラボレーションできることになってとても喜んでるよ。ピース・アンド・ラヴ」
本は10月24日に出版される予定で、リンゴの未発表音源を収録したCDも付録としてついてくるという。
また、6月12日からはロスアンジェルスのグラミー博物館でリンゴ・スターのこれまでの人生を写真や記念品などで振り返る展覧会『Ringo: Peace & Love』が開催される。展覧会は11月まで行われ、その後、来年から世界各地を巡回する予定になっている。
展覧会ではこれまで未発表となってきた写真や手紙、記念品などが展示され、リンゴがシェイ・スタジアムや『エド・サリヴァン・ショー』で叩いたドラム・セットや『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケット写真でリンゴが着ていたスーツ、『ヘルプ』のジャケットで着ていたマント風のジャケット、1969年の屋上ライヴの際、羽織っていたジャケットなども展示されるという。
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