イギリスでの違法ダウンロードがここ1年で昨年比3分の2に減少

イギリスでの違法ダウンロードがここ1年で昨年比3分の2に減少

イギリスの通信や放送の監督機関であるオフコムは、イギリスのここ1年の違法ダウンロードは1億9900万件と、昨年と較べて3分の2まで減少したと明らかにしている。オフコムの調べによれば、アデルやワン・ダイレクションなどのトラックの違法ダウンロードは昨年3月には3億100万件を記録していたのが今年の3月には1億9900万件まで減少したという。

昨年にはダウンロード配信の伸びにより音楽業界の総収益がわずかながらも0.3パーセントの増大をみせ、CDの販売全盛期の1999年以来初となる前年比増を記録したが、しかし、まだ状況は喜んでばかりはいられないものだとオフコムは指摘していると『ザ・ガーディアン』紙は伝えている。

オフコムの指摘によれば、イギリスのネット・ユーザー6人につき1人は違法なストリーミングやダウンロードを行っていることが明らかになっていて、昨年3月から5月までの間にユーザーの9パーセントが著作権侵害を侵していたという。

また、昨年3月から5月までの間にネットで音楽を聴いた人の4分の1が違法な形で聴いていたことが明らかになっていて、さらに違法ダウンロードを行っているユーザーのうちの2パーセントの集団による違法行為がネットでの著作権侵害全件のうちの3分の4を占めていることが明らかになったという。こうしたユーザーは正規の音源がもっと安くなるか、希望するコンテンツがすべてネットで揃えば、違法行為をやめることも考えると調査などで答えたという。

その一方でネットフリックス、グーグル・プレイなどのストリーミング・サーヴィスにおいても「自覚が向上した」とオフコムは指摘していて、音楽業界にとっては明るい材料になってきていると分析している。
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