エクスプロイテッドのワッティー・バカン、ライヴ中に心臓発作で倒れる
2014.02.23 15:30
エクスプロイテッドのヴォーカルのワッティー・バカンがステージにて心臓発作で倒れたことが伝えられている。
バンドがポルトガルのリスボンでライヴを行っていたところ、演奏中に意識を失って倒れたとのことで、5月までのライヴをすべて中止にしたと『デイリー・レコード』紙が伝えている。エクスプロイテッドはヘイトブリードやナパーム・デスらとともにツアー・オブ・カオスというジョイント・ツアーを敢行中だった。バンドの広報は次のように声明を明らかにしている。
「残念なことに、重病によりワッティーがツアーを続けられなくなりました。少なくともあと1週間は入院が続くことになります。お見舞いのメッセージなどをたくさんいただきましてありがとうございます」
エクスプロイテッドは1979年にスコットランドのエディンバラで結成し、81年に『パンクス・ノット・デッド』でデビュー。最新作は03年の『ファック・ザ・システム』となっている。03年にはカナダへの入国を拒否されたところ、ライヴを心待ちにしていたファン500名が暴動を起こしたことで知られている。バンドは今年にも新作リリースを控えている。
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