ハッピー・マンデーズのダンサーのベズことマーク・ベリーは来年のイギリスの総選挙で出馬する意向を明らかにしている。
ベズは地元サルフォードから出馬する予定で、富の再配分、がんと認知症の社会的な対策、すべての戦争を終わらせることを公約とするという。選挙区では政界引退を発表した労働党のヘーゼル・ブリアーズ下院議員の後任を争うことになり、今回の選挙戦で「大いに議論を盛り上げたい」と次のように『マンチェスター・イヴニング・ニュース』紙に語っている。
「俺はこれまでずっと革命が必要だと言ってきたし、そういうことは有言実行が伴わないとだめだと思うんだ」
「なにかを本当に変えたいと思うんだったら、権力の中枢にまで乗り込んで具体的にやってみないとだめなんだよ」
さらに現在の政治体制は「格差と支配」にのっとった制作になっているとベズは批判し、自分は新しい世界秩序を作ってみせると訴えている。
「俺に投票するということは、今世界で起きていることへの抗議に対して一票を投じることになるんだよ」
具体的な目標としては現在の銀行制度を廃止し、富を再分配し、よりやさしい環境を作り出していくと訴えている。また、ベズは養蜂家としても知られるが、「すべての病気を終わらせ」「みんなをアルカリ性状態に戻す」と訴えているという。
なお、現在の議席は労働党のものとなっているが、ベズは無所属として出馬するという。