メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、ビリー・ジョーらとチャリティライヴを開催

メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、ビリー・ジョーらとチャリティライヴを開催

元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーはメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドと共に「アコースティック・フォー・ア・キュアー」というチャリティ・ライヴを企画しているという。

チャリティ・ライヴは5月15日にサンフランシスコのフィルモアで開催されるもので、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、プロデューサーでミュージシャンのスコット・マシューズ、トレインのパット・モナハン、ジョー・サトリアーニ、ハートのギターのナンシー・ウィルソンらが参加する。

全員がすべてアコースティックのセットを届けることになっていて、他では観られないようなデュエットやジャム・セッション、さらにサプライズ出演なども予定しているという。ライヴの収益はカリフォルニア大学サンフランシスコ校のベニオフ児童病院の小児癌プログラムの支援に当てられるという。病院についてサミーは次のように『ローリング・ストーン』誌に語っている。

「あらかじめ病院の活動を見学させてもらったんだけど、地域の支援がどれだけ重要かってことがよくわかったんだ。チャリティ・ライヴをやらないかというジェイムズのアイディアを触れ回ってみたら、なんだかものすごい顔触れが揃ったんだよ」

なお、メタリカは南米からカナダ、ヨーロッパと続くツアーを行っているが、その合間にジェイムズは駆けつけることになるという。今回のツアーではメタリカは全セットリストをリクエストによる曲で構成しつつ、"The Lords of Summer"という新曲も披露している。

また、メタリカはグラミー賞を主催する全米録音芸術学院(NARAS)の関連団体でミュージシャンによる社会福祉活動を奨励する団体「ミュージケアーズ」が後押ししているミュージシャンの薬物中毒を支援する団体、「MAP基金」の表彰式典に5月12日に出席し、パフォーマンスを行う予定にもなっている。式典ではオジー・オズボーンがスティーヴィー・レイ・ヴォーン賞を受賞することになっているが、この賞は他の人たちの依存症克服に寄与したミュージシャンに与えられるもので、ジェイムズも2006年に受賞している。

メタリカはこの式典について「俺たちの人生を通してオジー・オズボーンがずっと特別な存在だったことは公然の事実だよ。そんなオジーとこの特別な日に一緒にいられることになるのを謙虚に受け止め、とても光栄に思っているよ」と声明で発表している。
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