メニュー



 遂に迎えたGALAXY STAGEのオーラス。そしてロッキング・オンのフェスのオーラスといえばこの人、曽我部恵一。ホントにいつもありがとう! 今回はアコースティック・ギター1本を抱えたった一人での登場だ。いきなり新曲で“ジュークボックス”をアカペラで披露したあと、「みんな、まだ家に帰りたくないでしょ? オレが宇宙まで連れてってやるよ!」という力強い言葉と共に「ウチに帰りたくない」アンセム“FIRE ENGINE”。アコースティック・セットということで、実は今日のセットはすべてその場で決まっていくことになっている。「オレは今日、アコギ一本しか持ってない。みんなの力が必要だ!」とのかけ声に誘われてコール&レスポンスの応酬が繰り広げられる“テレフォン・ラヴ”。曲の終わりにはオーディエンス全員で携帯電話を掲げてサイリウム代わりに振りかざすなんて美しいシーンまで演出してくれた。その後も“青春狂走曲”“瞬間と永遠”“ギター”“LOVESICK”と、サニーデイ時代も含め新旧織り交ぜた名曲が次から次へと飛び出す。アンコールは本当に「さっき生まれたばかり」だという新曲。2005年、おそらく世界で初めて生まれた曲が、世界で初めて披露された瞬間。曽我部恵一からの最高のお年玉だ。
 それにしてもなにがすごいって、開演から約12時間を経過して最後までフロアいっぱいに集まっていたオーディエンスのみんな!そんな みんなのロックへの情熱をしかと受け止めて、これからもカウントダウン・ジャパンは成長を続けていきます!(宇野維正)

1 ジュークボックス
2 FIRE ENGINE
3 きみの愛
4 シモーヌ
5 テレフォン・ラブ
6 トーキョー・ストーリー
7 青春狂走曲
8 瞬間と永遠
9 ギター
10 LOVE-SICK
11 おとなになんかならないで

EN:(新曲)