開演前からすでに満員御礼のGALAXY STAGEが待ち構えるのは、我らがポリシックス! 「カウントダウン or ダーイ!」、ハヤシのいつもの掛け声で勢いよくライヴはスタート! 2曲目“シーラカンス イズ アンドロイド”では、まだ1アクト目だよ!?なんて心配なほどにオーディエンスが飛び跳ねている。カヨのとぼけたボーカルが奇妙な清涼感を生む“NEW WAVE JACKET”、縦笛まで飛び出した“I My Me Mine”、80’sなキラキラ感で満たされた“CODE 4”などを経て、あがりっぱなしのライヴは“BUGGIE TECHINICA ”で絶頂。ハヤシを先頭に、全速力で駆け抜けた11曲。今日もGALAXY STAGEは最高のスタートを切った!
ポリシックスの狂乱のライヴで熱されたGALAXY STAGEには、さらに熱き男子たちが集う。濃密な空気の中、eastern youthの3人が登場。哀愁漂うイントロから“未ダ未ダヨ”、そして、日々を綴った言葉が胸を刺す“青すぎる空”と名曲を連発する。顔を歪め、喉から搾り出すように叫ぶ吉野。誰もがその一言一句を聞き逃すまいと真剣に聞き入っている。なんて暑苦しくて、なんて感動的な光景なんだろう。「いつだって目いっぱい、それだけが美しい」という吉野のMCのあと、“素晴らしい世界”で会場のエモーションはクライマックスへ。焦燥感に駆られているのになぜかあたたかい、そんなライヴだった。
元気に走り出してきた曽我部恵一、すでに満面の笑みである。この時点で、スペシャルで、ハッピーなライヴになること間違いなし、会場の誰もがそう思ったはず! そして、体を弾ませるようにアカペラで歌い始めたのは“ジュークボックス・ブルース”。もちろん会場には合唱が巻き起こる。あとはただこの幸せに身を任せるだけだ。バンドメンバーも合流し、“テレフォン・ラブ”、“LOVE-SICK”とゴキゲンなナンバーが続く。みんな思い思いに体を揺らし、曽我部と一緒に歌っている。この楽しすぎるライヴは、“青春狂走曲”、“STARS”で幸せなまんま終了。この場にいられたことが無性に嬉しくなる、最初から最後まで笑顔が絶えることのないライヴだった。さすが!(小柳大輔)
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