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 まだ昼すぎだというのに、ぎっしりと埋まったEARTH STAGE。プロデューサー・渋谷陽一の「乗せればどこまでも乗っていくバンドです!」という言葉のあと、“日本のロックの未来を託された”存在、サンボマスターが登場! 1曲目“歌声よおこれ”の間奏、ステージ中央で一心不乱に指揮者のような振りで煽る山口。「俺はドブ野郎だ! ドブ野郎と歌ってくれないか!!!」という絶叫が響く。“青春狂騒曲”では数万の手が一斉に左右に揺れ、“世界はそれを愛と呼ぶんだぜ”では大合唱! 最後はなぜか擬似カウントダウンが起こり、“月に咲く花のようになるの”と“お正月”で大団円。手を休めることを知らない男たちの、命を燃やすようなパフォーマンスで、EARTH STAGE2日目、開幕です!





 DJ JINの男気あふれるMCから“JIN’S ROOM”がスタート! 続いて、最新シングル『逃走のファンク』から2連発。スーパーファンキーで低音がバキバキにきいた最新型ビートでフロアをあたためる。リリースの狭間の時期であること、そしてフェス2日目&2番手であることからの「過渡期!」というコール&レスポンスに続き、3月に発売されるアルバムからの新曲を連発、まだトラックを聴かせられないという“WE LOVE HIP HOP”をRUN DMCの“WALK THIS WAY”に乗せるという離れ業も披露。ピークは“肉体関係 part2”! なんと途中から横山剣が飛び入りし、フロアは大爆発。ラストはフリーキーで攻撃的なアッパー・チューン、新曲“けしからん”。新曲が半数を占めるセットリストにもかかわらずしっかりと躍らせまくり、KING OF STAGEの真価を見せつけてくれた。(小松香里)