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EARTH STAGE一丸の「トイス!」コール! 日本が誇るロック飛び道具=POLYSICSが、フェス最終日のメッセを揺らしにやってきた。「来年3月14日の武道館公演を最後にカヨ(Key)がバンドを卒業」の発表後初となる(そして武道館前では唯一となる)この日のライヴは、序盤から“NEW WAVE JACKET”“ピーチパイ・オン・ザ・ピーチ”“Young OH! OH!”とカヨをフィーチャーした曲が続くが、そこには湿っぽさは皆無。むしろ、この4人での時間を1秒たりとも無駄にせず燃焼させてやる!的なパワーが、爆音の隅々まで宿っている。「2009年、そして00年代も今日で終わりだ! 最高に盛り上がって締め括ろうぜ! COUNTDOWN JAPAN・オア・ダーイ!」のハヤシの絶叫にEARTH STAGEも大歓声で応える。カヨのリコーダーがどんな超絶ソロよりも高揚感を煽る“I My Me Mine”! ブラスト・ビートとヴォコーダーがせめぎ合う“Shout Aloud!”の快感! 「今日はせっかくなんで、カヨにも何か一言」……とMCを降るハヤシ。カヨ、微動だにせずマシン・ヴォイスで「アイ・ラブ・ポリシックス」。最高だ。“BLACK OUT FALL OUT”“Baby BIAS”とカヨのキュートな歌声を連射し、最後は“BUGGIE TECHNICA”! 全14曲をフルスピードで駆け抜けた4人に、熱い拍手と歓声が降り注いだ。(高橋智樹)