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 盛り上がりの頂点を記録したカウントダウンを終えて、リクライニング・シートで仮眠を取っている人も増えてきた。でも、まだまだパワーの有り余ってるオーディエンスが続々とEARTHステージに走りこんでくる。迎え撃つのはもちろんB-DASH!
 オープニングは彼らの初期アンセム“炎”だ。そして“KIDS”。つんのめる8ビートに合わせて身体が一気にシャン!と覚醒させられていく。エネルギーがどんどん充填されていくのを感じる。2005年の幕開けとして最高のライヴだ。「喫煙所でビールを飲んでたらB-DASH Tシャツ着てる人と友達になったんだけど、あ、その前に『ニュークレラップ』って書いてあるTシャツ着てる人とも友達になって……」って、何が言いたいのか全く分からんGONGONのMCはご愛嬌、続く“情熱たましい”が何より饒舌に彼らの本質を伝えてくれる。ブレイクに合わせて垂直ロケット・ジャンプを繰り返すお客さんが続出。むやみに楽しい。むやみに叫びたい。「いつでもどこでも、絶対楽しく生きていこうと思ってます」と再びGONGON。そう、今欲しいのはこのバイブレーションだ。
 続く最新シングル“ハーコー”、そして“ちょ”“平和島”ではただ楽しいだけじゃない、B-DASHにしか生むことのできない強力な磁場がEARTHの広大なフロア全体に出現していた。「僕の体重が52キロくらいだったころの歌で“Race Problem”。もしイントロ知ってる人がいたら一緒に歌ってください」。もちろん大合唱! 深夜に響き渡ったoioiコール! フェスの醍醐味ここに健在!(粉川しの)


1 炎
2 KIDS
3 愛するPOW
4 情熱たましい
5 やまびこ
6 Water Pow
7 ハーコー
8 SECTOR
9 ちょ
10 平和島
11 Race Problem