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GALAXY STAGEもいよいよスタート! 開演挨拶に登場したJAPAN編集長・古河が思わず声を詰まらせたのは初日からあまりのお客さんの多さに感激したせいかはわかりませんが、とにかくCDJ05/06の幕開けを飾るのは、絶望の底から真実とロックを撃ち抜くsyrup16g! 五十嵐の「なんで俺らが最初なんだぁ?」というボヤキとは裏腹に、“天才”のイントロにメッセの地面がマジで揺れる揺れる! ダークな人力ブレイクビーツ“リアル”の爆演にフロアから湧き起こる合唱! 幕張の冷気を切り裂く“真空”&“パープルムカデ”で完全燃焼! 音源リリース的には1年半沈黙していた「天才」の健在ぶりと待たれっぷりを完全証明。続いては昨年に続いてのCDJ出場:奇天烈ハーモニー5人衆=フジファブリック! どこかすっとぼけていて、とんでもなく切なくて、ロックとしてエッジが利いてる上にサイケですらある奇跡のアンサンブル。フェス仕様のアッパーな選曲の中でも、“ダンス2000”“桜の季節”etcタテノリ天国、“地平線を越えて”“モノノケハカランダ”etcのロックンロール迷宮、と多彩な風景を描き出す。司令塔=Vo・志村がここ一番のMCでくそ真面目にすっとぼけてみせる図だって頼もしく映るほどだ。そして3番手は至上の特大快楽パンク花火=B-DASH! しょっぱな“KIDS”からいきなりフロア沸騰! 昨年より大きくなったステージの音量のせいもあり、“Water Pow”のへヴィな震動がずしんずしん腹にクる。いつも真面目と不真面目の間を軽やかにダッチロールしているGONGON以下3人が、06年発売の新曲 “Let’s Collabo”、続く“NEW HORIZON”でぐいとシリアスにギアを入れてみせる。戦慄。しかし最後はやはり“ちょ”でゴーイング・マイウェイ。ここ幕張メッセ・ホール 7=GALAXY STAGEは初日なのにすごい熱気。次はいよいよBENNIE Kの登場!(高橋智樹)