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まだ開演時間の5分前なのに、“STAY YOUTH FOREVER”を歌う声が聴こえる! そんなアツいオーディエンスに迎えられて登場したNorthern19。何と3人揃って、ウサギの被りモノを装着! 向き合って演奏をはじめる姿が可愛らしい! そして、笠原健太郎(G&Vo)の「思い切り楽しんでいこうぜ!」という一声から、まずは“MORATORIUM”がスタート。後方までハンドクラップが広がっていく。ここでウサギからいつもの3人に戻り、“CRAVE YOU”へ。彼らの大きな武器である、美しいコーラスのハーモニーを響かせる。そして、馬場豊心(Dr)がビートを刻む中、笠原の「ハッピーニューイヤー! 去年のことなんか忘れちゃって、楽しんで、いっちゃって、よろしくお願いしまーす!」と彼ららしい年始の挨拶を経てはじまったのは、“NEVER ENDING STORY”。この楽曲の流れるようなサビはほんと、何度聴いても気持ちいい! さらに、イントロからオイオイ・コールが起こった“TRUTH”、高速ビートに昂らずにはいられない“RED FLOWER”、笠原の「真夏のように暑いとこにしようぜ!」という言葉からフロアを灼熱にした“SUMMER”、シンガロングが起こった“THE NIGHT WITHOUT A STAR”と畳み掛けていく。

MCでは笠原が、「いやぁー、すー……すごいっすね、この大舞台! このタイミングでやらせてもらえるのは、めちゃめちゃ嬉しく思ってます!」と、素直に喜びを爆発させる。そして、その思いを歌と演奏に託すように“THE DEPARTURE~HEARTBREAKER”をプレイ。さらに、笠原が大きく手を広げてはじまったのは“SMILE FOR PEACE”。ハンドクラップと笑顔が、2011年のはじまりを彩っていく。そして、“WE'LL BE ALRIGHT”で、フロア中に光を満たすと、最後は、あの名曲“STAY YOUTH FOREVER”! オーディエンスの、待ってた! という歓喜をビシビシ肌で感じた。♪オーオーオーオーという美しいシンガロングは、演奏が終わってもいつまでも響き続けていた。(高橋美穂)