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熱いアクトが続くGALAXY STAGE。続いては、10年以上の活動歴を誇りながら、ノンストップの快進撃を続けるGOOD4NOTHING。フロアには、血気盛んそうなキッズたちが、続々と集まってきた。そこに、4人が両手を挙げながら登場! SUNE(Dr)が思い切り叩きまくり、U-tan(Vo&G)が前方に駆け出し、MAKKIN(B&Cho)がベースを掲げると、TANNY(Vo&G)が「よっしゃ、行こうか幕張!」と絶叫し、“J.C.”へ。メンバーもキッズもいっせいにジャンプ! 床から振動が伝わってくるくらいだ。次の“Stick With Yourself”でも、勢いは止まらない。U-tanもMAKKINも、ステージを縦横無尽に駆け回る。大舞台を掴むバンドになったなあ、としみじみ。しかし、そんな感慨に耽る間もなくU-tanが笑顔で「騒ぐでー!」と誘い、“MxSxN”、“HELLO 61”と、ショートチューンを畳み掛ける。さらに、「COUNTDOWN JAPAN! アー!」とハイテンションでMAKKINが叫べば、U-tanは「どうも初めまして、ライヴハウスから来ました、大阪のGOOD4NOTHINGです!」と堂々とアイデンティティを掲げてみせる。これぞ、アゲ続ける連携プレー! さらにTANNYは、来年1月にシングル『RIGHT NOW』と、ベスト盤的な『GREATIST HITS!?』を同時リリースすることを告知しつつも……「宣伝しにきたんやない。ロックしようぜ!」と呼び掛け、チョッ速の“27”、“Never Too Late” に突入! この真っ直ぐさがGOOD4NOTHINGらしい。そして“Cause You’re Alive”では後ろまで拳をあげさせ、終盤には「次のステージに行こうか?」と手の波を起こす。次の“RIGHT NOW”も、新曲にもかかわらず盛り上がっていた。もう、何処をとっても盛りだくさんのパフォーマンス! そして、“It’s My Paradise”で、GALAXY STAGE一帯をパラダイスにして、オイオイコールに包まれながらラストナンバーの“Flying high”へ。ひたすら弾けた、ひたすら明るい、今年を巣食った闇を取っ払うような時間だった!(高橋美穂)