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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート



さあ、COUNTDOWN JAPANの二日目が始まるぞ! GALAXY STAGEの火蓋を切るに相応しいGOOD4NOTHINGの登場だ! 続々とキッズが集ってくる中、拳を突き上げながら4人が登場。SUNE(Dr)に合わせてハンドクラップでウォーミングアップすると、U-tan(Vo・G)の「おっきいライヴハウスへようこそ!」という一声から、“It’s My Paradise”へ。何せ彼ら、昨日は亀戸ハードコアでライヴを行ってから、幕張メッセに乗りこんでいるのだ。これぞライヴバンドでしょ!? 意識したのか偶然か、MAKKIN(B)の、盟友FUCK YOU HEROESのTシャツ姿も何だか嬉しい。さらに、文字通り27秒しかない“27”から、“Never Too Late”、“Stick With Yourself”、“J.C.”と、「思いっきり自分らしく楽しめ」というメッセージを発しながら畳み掛けていく。その熱がフロアの後方まで伝わっていることは、オーディエンスの表情や動きからよくわかった。U-tanもその光景を見詰めながら、「最高やな、気持ちいいな」と笑顔。

その後も、♪レッツゴレッツゴーレッツゴーと拳をあげた”BROKEN RADIO“、追い打ちを掛ける“Country of my dreams”まで終え、おもむろにエヘンエヘンと咳払いをはじめたTANNY(Vo・G)。そして、オーディエンスに歌わせてから“Cause You’re Alive”を始め、さらに「こんだけの人数で、ウェーヴしたら楽しいんちゃう?」と、壮観な光景を作り上げる。ライヴハウスとフェスが繋がったような瞬間だった。また、MCでTANNYが「凄い人やなあ。パンダもおる」と被りモノをしているオーディエンスをイジるあたりは関西人!(笑)。そしてラストナンバーは“RIGHT NOW”! 何処までも高く高く!というようにジャンプするオーディエンス。バンドもオーディエンスも、完全燃焼してライヴを締め括った。彼らは何度も「ライヴハウスへようこそ!」と叫んでいた。ここを入り口にライヴハウスに通う人が出てきたら、本当に素晴らしい。いや、間違いなくそういう人を生んでくれるそうなパフォーマンスだった。 (高橋美穂)