このアーティストを見ずして年は越せない！というオーディエンスが、MOON STAGEがはち切れそうなほど集まっている。続くは、COUNTDOWN JAPANきってのパーティ番長、SEAMOの登場だ。レーベル移籍後第1弾となるフルアルバム『REVOLUTION』や、SPYAIRとのコラボ曲“ROCK THIS WAY”のリリース、さらにライヴツアー「SEAMO LIVE TOUR ～SEAMOの目指せ億万長者！ 人生花びら？ 大回転!!～」など、例年以上のフル回転で2012年を駆け抜けてきたSEAMO。そんな2012年のクライマックスと言えるほど万感、かつ抱腹絶倒のステージを披露してくれた。
“正装”の上にガウンを羽織った姿でSEAMOが現れ「どうもみなさん、関ジャニ∞です」と語ると、はやくもMOON STAGEは大歓声＆大爆笑。今年はバンドスタイルでの登場、しかも、バンドはセカイイチ！ DJ Shuuzとセカイイチの繰り広げる派手なサウンドをバックに、「股間にエレキギターを持ってます」と語るSEAMOも負けないほどド派手なパフォーマンスでMOON STAGEを爆笑の渦に巻き込んでいく。「今からCOUNTDOWN JAPANのみなさんに卑猥な言葉を言ってもらいます」と猥褻なコール＆レスポンスを始めると、オーディエンスは大爆笑。MOON STAGEがピンク色に染められていった。
だがこの男は卑猥なだけではない。マイクパフォーマンスでもフロアをアゲ倒していく。代表曲“ルパン・ザ・ファイヤー”を披露すれば、オーディエンスは一斉に手を振って応え、ものすごい一体感が巻き起こる。さらに、セカイイチと一緒に“ROCK THIS WAY”を披露し、MOON STAGEの熱気をさらに加速させたSEAMO。エンターテイメントの真髄を極めるパフォーマンスに、会場中に笑顔が広がる。最後は「2012年、ありがとう。そして、2013年、ひたちなかで、また会いましょう！」と語ってステージを後にしたSEAMO。今年も貫禄のパフォーマンスでオーディエンスを沸かせてくれたパーティ番長に、会場からは一際大きな拍手と歓声が贈られていた。（大山貴弘）
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