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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート



2日目ASTRO ARENAのトリを飾るのは、ピエール中野 from 凛として時雨! オープニングが“残酷な天使のテーゼ”ってとこでもうピエール・ワールド全開だが、ARENAから溢れんばかりに集まったオーディエンスは盛大なハンドクラップやオイコールでヒートアップ。続くSMAPの“SHAKE”、TRFの“survival dAnce~no no cry more~”ではフロアをでっかく左右に揺らし、多感な10代のピエール少年を没入させたであろう80~90年代のゴールデン・ヒッツを立て続けにスピン。先ごろ凛として時雨として出演した「ミュージックステーション」にちなんでか、番組テーマ曲の“#1090 ~ Thousand Dreams~”(松本孝弘)から時雨の最新シングル“abnormalize”へと繋いでみせる場面も(ピエールはDJセット前で一心不乱にエアドラム!)。中盤、去年もかけたという“ぐるぐるどっか~ん!”(NHK Eテレ『いないいないばあっ!』より)では、「僕の仲間を紹介します!」と自身も所属するヒップホップユニット・玉筋クールJ太郎の3人を呼び込んでコミカルにステージング。卑猥なワードのコール&レスポンスや意味なしカウントダウンと悪ノリを繰り返す玉筋クールJ太郎のメンバーを前に、「ホントに(呼んで)よかったのか!?」と自問するピエールだったが、終盤の“行くぜっ!怪盗少女”(ももクロ)ではマキシマム ザ ホルモン・ナヲちゃんも乱入(直後に“恋のメガラバ”もスピン!)。「みんなの本気を見せてくれよ! イケるかー!?」と呼びかけて最後は“STAY GOLD”投下でARENA大沸騰! そして「天井を突き破るつもりで飛んでください!!」と万感のエックスジャンプで大団円! 興奮と歓喜の臨界点を刻む、まさに渾身のプレイだった。(奥村明裕)