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爽やかな風が吹き始めたLAKE STAGEに、RIJ3年連続出場となるdustboxが登場! 本番さながらのサウンドチェックの地点で、すでにフロアには期待と一種の緊張感が漂っていたのだが、SEが鳴った途端、ハンズクラップとoiコールが始まり、堰を切ったように大爆発! 最初っから、沸騰しきっている。でも、これでアガらないほうがおかしい。極上のメロディの洪水とブライトな楽曲たち、無駄のないタイトな演奏。思いっきり楽しいのに、なぜか切なくて胸をわしづかみにされる。完全にレイク・ステージとオーディエンスを掌握しつつ、ストイックにdustboxの世界を磨き上げていく。「ガッツリやるからな」「僕らdustboxは、こんなに高いところに立ってるけど、君たちとかわりません。一般庶民の味方なdustboxです」「ストレスの発散の仕方はいろいろあるけど……大声で叫べー!」「お前ら、一番いい顔してるよ!」というMCに象徴されるように、オーディエンスとまっすぐ対峙していく姿に象徴されるように、心を打たれる瞬間が何回もあった。最初から最後まで全力疾走した40分間。こんなに40分間が短く感じたのは初めてだ。ラストの“Jupiter”で、「ありがとうな―――!!!」と何回も叫んで、dustboxはステージを降りた。dustbox、こちらこそありがとう!(岡崎咲子)