10年以上の活動歴、そして、成熟するどころか熱さを増し続けるライヴと楽曲。ついにRIJに登場した3人組dustboxが見せてくれたのは、期待にたがわぬ爆発的なパフォーマンスだった！　「おい、お前ら！初っ端からぶっ放すから、怪我だけすんなよ！」と言い残して、“Sun which never sets”“Daisy”“Try My Luck”と手加減なしのナンバーを連発。切ない泣きメロを乗せて疾走する怒涛のアンサンブルが、すでに汗だくのオーディエンスをどこまでも盛り上げる。新曲を挟みながら、続く“Bitter Sweet”でみんなを踊らせまくると、最後は名曲“Next Story”！　突き上げられる拳とコーラスの合唱が、曲に込められたポジティビティと楽しさの濃密さを物語っていた。（松村耕太朗）