メニュー





実は昼過ぎからちょっと怪しくなりつつあった空模様、定刻通りにステージ上に上がってきたのはFUMIYA! 一昨年のRIJF出演時は休養中により参加できなかったFUMIYAがDJセットにスタンバイ、残りの4人を迎える。この時点で既に感慨深くなってしまったのは私だけだろうか。そして「ええっ! いきなり?」な“楽園ベイベー”!?という最高のサプライズがオーディエンスの顔に浮かぶやいなや、ラグジュアリーなトラックに乗せて4人のラップが炸裂する。さらに「パーティーしちゃってもいいですか?」と始まったのは“GALAXY”! 低音がビンビン響いてくるサウンドに乗せて、クールに、キュートに、スタイリッシュに、セクシーに紡がれる4人のリリック、痺れます。「雷予報が出ちゃいました。ごめんね、嵐を呼んじゃう男たちリップスライムです!」なんて粋なRYO-ZのMCに続いてメロウな“Island”に続く“Tales”、そして“ONE”と胸に迫るセンチメンタル・ソングが重たく立ち込めた空の下美しく響く……と思いきや次の“熱帯夜”では一転、4人がフェロモンたっぷりに客席を挑発。“JOINT”では何万というタオルがぶん回されて、ジャンルも何もかも呑み込んだ狂騒のステージのテンションは最高潮! 縦横無尽にメンバーがステージを駆け回りお客さんを煽る煽る! そしてシメは“HOTTER THAN JULY”でクレイジーにダンス! どうしよう、最っっ高に楽しい!!(林敦子)