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今年のROCK IN JAPAN、SOUND OF FORESTの大トリは、真心ブラザーズ! YO-KINGは17:00~のソロに続いてのステージだが、疲れた様子はない。まずは“うみ”“サマーヌード”の弾き語りから。陽が沈み始かけたステージをアコギのあたたかな音色と2人の声が包んでいく。そして、バンド編成にチェンジして始まったのは「みんな大好きな曲」、“どか~ん”! ジャンプとハンズクラップにSOUND OF FORESTが揺れる。フロアから桜井コールが沸き起こり、桜井がギターを置き、ハンドマイクで歌ったのは。“(男・桜井が歌う)BABY BABY BABY”! 曲が終わったところで、すかさずYO-KINGが桜井のパンツのチャックが空いていたことを指摘するなど、絶妙なかけあいも絶好調。けれど、“月面”ではしっとりと聴かせ、“スピード”“空にまいあがれ”“All I want to say to you”の大シンガロングが起こった3曲を駆け抜けて本編終了。アンコールは、“拝啓、ジョン・レノン”! もう本当に、怒濤のセット・リストは感涙モノ。お客さんのなかには、真心ブラザーズをあまり知らない人もいるかもしれない。「真心ブラザーズ、来年で20周年です! みなさんのおかげです!」と、本編最後のMCでYO-KINGは言っていたが、年齢も性別も時間も超えて、笑顔と興奮に包んでくれるアーティスト、他にいないと思う。最高のライヴで、 SOUND OF FORESTは幕を下ろした。(岡崎咲子)