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「兄がテレビのカメラマンをやってまして、このROCK IN JAPANにも撮りに来てて。でも、なぜかCharaさんを撮ってるらしい」とのプチ情報も盛り込んで、「人生いろいろだぜ、ROCK IN JAPAN! こちとらデビュー23年目だぜ! のれるのかー! バカみたいになれるのかい!?」と吠えるオーケン。そして「望むところ!」とばかりに湧き上がるオーディエンス。その両者による盛大にして異様なコール&レスポンス=「イワンの?」「バカ~!」が度々繰り返され、怒涛のツーバス連打と火を噴くようなバンド・アンサンブルが再びLAKE STAGEを沸点へ! 「Charaさんを撮影している俺の兄ちゃんにも届くくらい!」と、今度は「ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ!」と古式ゆかしいコール&レスポンスが! さらにオーケンがアジってLAKE STAGE中の腕が左右にウェーヴ(壮観!)と、ライヴはレッド・ゾーンのその先へと一路疾走していく。
それまでのハードなメタル・サウンドから一転、終盤のバラード“山と渓谷”では、ステージからの「ヤッホー!」にフロアから温かなこだまが投げ返され(これもまた異様な光景だったなあ)、「最後の最後に、腕をクロスしてジャンプしていただいてもよいでしょうか? いくぜー!」と、ラストの“踊るダメ人間”では重戦車のごときヘヴィ・サウンドで再び絶頂へと駆け上がり、すっかり筋少エキスに染まったオーディエンスも腕をクロスしてジャンプ&ジャンプ! 完全にLAKE STAGEをホームと化したその狂騒は、若いオーディエンスはもちろん、きっと、Charaさんを撮影中のお兄さんにも届いた、はず(?)。とにかく天晴れでした!(奥村明裕)
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筋肉少女帯 のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ