34年前の『超時空要塞マクロス』以来、時代の変化をヴィヴィッドにとらえながら、歌と戦闘と三角関係というテーマを追求し、現在のようなアニメと音楽が相思相愛でお互いを高め合う時代の到来に、とてつもなく大きな役割を担ってきたのが『マクロス』シリーズ。
そして今年の4月に放送開始し、現在は2期へと突入している最新作『マクロスΔ』は、30年以上の歴史のなかでまだ『マクロス』シリーズがやっていない表現を大量に集中投下し、作り手たちの巨大なエナジーを爆発させた作品になっている。
その『マクロスΔ』の新しさと爆発力を象徴しているのが、5人組の戦術音楽ユニット・ワルキューレであり、この特集ではその存在を大フィーチャーしている。
超強力な内容の1stアルバム『Walküre Attack!』が大ヒットを記録、2期のオープニング曲“絶対零度θノヴァティック”はその大胆かつ先鋭的過ぎる音楽性で話題沸騰。
『マクロス』シリーズの世界観のなかでも、現実の音楽シーンの中でも、今までの常識の限界(ボーダーライン)を超える新たなアイコン、それがワルキューレなのである。
『マクロスΔ』の特集内容は、以下のラインナップ。
・ワルキューレ、5人ソロ・インタビュー&全員集合初座談会(もちろん撮り下ろし写真もたっぷり)。
・河森正治総監督ロング・インタビュー
・描き下ろしイラスト×3(『絶対零度θノヴァティック』衣装の表紙、ワルキューレ@レッスンルーム、ハヤテ&VF-31Jジークフリード)
僕は、河森正治総監督のインタビューを担当。
最早、ライフワークとなった『マクロス』シリーズと共にこれまでどう生きてきたのか、そして『マクロスΔ』での大きな挑戦からシリーズの未来までたっぷり語り倒したあと、ご覧の通り、ワルキューレサインをバッチリ決めてくださいました。(古河)