発売中のCUT11月号に、新木宏典さん×崎山つばささんの対談インタビューを掲載しています。
石丸さち子さんを演出に迎えて、10月28日から明治座にて公演がスタートする舞台『赤ひげ』。CUTでは、本作に出演する新木宏典さんと崎山つばささんの対談インタビューを敢行いたしました。実は今回インタビューを行ったのは、なんと稽古が行われているスタジオ。稽古が始まって数日という心を燃やす真っ只中でのインタビューということもあり、おふたりとも真摯な眼差しで稽古中の様子や、本作への意気込みをたっぷりと語ってくれました。以下、インタビューより一部抜粋してご紹介します。
僕は演出の石丸さんとご一緒するのが初めてで。稽古が始まる前に、軽いワークショップのような時間を作っていただいたんですよ。その時に石丸さんから「こう読んでみて」「こうしてみて」とたくさんアドバイスをいただいて、濃い時間を過ごさせてもらったんですよね。だから、台本が届いたらしっかり自分の頭に叩き込んで、準備して稽古に入るぞって決めてたんですけど――いざ稽古が始まったら、ひと言目からもう、コテンパンにされて(笑)(崎山)
あったねえ。僕も一緒に言われました(新木)
本当にひと言目からだったのでびっくりしました(笑)。でも、僕が津川という役をつかみかねているところを石丸さんがしっかりと軌道修正してくださったり、自分では気づけない癖をうまく拾い上げてくださるので。僕としては「もう1回」と言われるのが刺激的で楽しいです(中略)宏くんは石丸さんの舞台を何度か経験したことがあるので、宏くんが「スイッチ入ったね」と言ったのを聞いて、「あっ、これがスイッチなんだ。なるほど!」と思えて嬉しかったで(崎山)
大変ではありますけど、それだけヒリヒリする環境で作品と向き合えることって年々減っていますから。若い時にしか味わえないことなのかなってちょっと諦めている部分があったからこそ、今そういう空気感を味わえる現場があることは、すごく幸せだと思います。実際の稽古場では、それを噛み締められるほどの余裕はないですけれど(笑)。ただ、誰よりも大変なはずの石丸さんがいちばん元気ですから(新木)
舞台を愛するふたりだからこその深い話や舞台への思いはもちろん、プライベートで食事へ行ったお話も。また撮り下ろしカットではおふたりのツーショット&それぞれのソロカットを掲載。ブログでは、オフショットをお届けします! ミュージカル『刀剣乱舞』からの仲だというおふたりの仲の良さにも注目してお楽しみください。CUT11月号、お見逃しなく!(阿部文香)
CUT11月号は以下より購入可能です。