スーパークレイジーおたく監督、ピーター・ジャクソンの『キング・コング』（05）の新作『The Lovely Bones』。
ベストセラー小説を原作としたこの映画は、レイプ殺人された少女が天国から悲しむ家族、そして自分をあやめた殺人鬼の動向を見守るという話らしい。
えぐい。でも、かつて母親撲殺映画『乙女の祈り』を演出したピージャクにはあまりにもピッタシな設定である。楽しみ。
ダーク・ディグラーことマーク・ウォールバーグが父親役というのも楽しみ。
主演はシアーシャ・ローナン。『つぐない』でいきなりアカデミーの助演女優賞にノミネートされたあの子である。94年生まれ（！）の彼女の演技もすごく気になるところだが、これは真っ当すぎるんで、3つ目の楽しみにしておきます。
アメリカでは12月に公開されるけど、日本の公開は年明けになりそう。早く観させてくれ。（内田亮）