ついに世界に放たれた『ドラゴン・タトゥーの女』


12月20日に全米公開されたデヴィッド・フィンチャーの『ドラゴン・タトゥーの女』。
IMDBなどでの反響はすさまじい。すべてがポジティブとは言わないが(Rottentomatoでは85%で、フィンチャーを敬愛する『ローリング・ストーン』のピーター・トラバーズは「上品すぎる」ということで、まさかのネガティブ・レビューを書いている)、それでもこの作品が映画業界の話題をかっさらっていることは間違いない。
ああ、早く観たい。

そんなところ、試写会でいち早く観たという、弊誌のパリ特派員の佐藤久理子から映画を絶賛するメールが。
「冒頭のクレジットのシーンからいきなり鳥肌もので、ノックアウト。いい意味でPV時代のフィンチャーの凄さを思い出したというか。素晴らしかったです」とのこと。
これ以外にも色々と熱く書かれてました。
いやあ、だから、早く観たい。

ということで、しつこく配給先の映画会社に問い合わせているのだが、どうやら日本では年内観ることは不可能とのこと。
ショックでかすぎる。
早く観せろ。

現在作成中のCUT2月号(1月19日発売)に『ドラゴン・タトゥーの女』の特大特集を組みます。
それこそ佐藤久理子がゲットした、デヴィッド・フィンチャーのロング・インタビューをはじめ、テキストもビジュアルも、とてもとても充実した内容となるので、こちらも期待してください。

日本公開は来年の2月10日。だいぶ先。
待ちきれない。(内田亮)
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