ディカプリオ×スコセッシ、5度目のタッグ

ディカプリオ×スコセッシ、5度目のタッグ

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオの5度目となるタッグがこのほど決定したらしい。
タイトルは、「The Wolf of Wall Street(原題)」。
原作となるのは、ジョーダン・ペルフォートの回顧録『ウォール街狂乱日記―「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』で、1990年代のウォール街において、20代で億万長者になったジョーダン・ベルフォートのセックス&ドラッグな日々と、株価操作で逮捕されるまでの顛末を描いた作品。
http://www.deadline.com/2012/03/martin-scorsese-and-leonardo-dicaprio-committing-to-the-wolf-of-wall-street-for-august-red-granite-fully-funding/

なるほど、生き馬の目を抜くような切った張ったの世界に久しぶりに向き合うスコセッシと、だからこそ必要だった盟友・ディカプリオ、というストーリーはとてもわかりやすい。
それに、ふたりのいまのところの最後のコラボ作『シャッター・アイランド』がやたらと普通のサスペンスだっただけに、この映画には否が応にも期待が募る。
クランクインは今年8月。となると公開は2013年だろうか。

ただ、レオ悲願のオスカーはどうなんだろう。
なんとなく『ディパーテッド』の匂いがするし、映画はヒット、下馬評的にはレオも上々、いよいよいけるんじゃないのと期待を煽ってからのスコセッシだけがバンザイ、みたいなことになりそうな気がしないでもない。
ま、映画自体はとても楽しみなんだけど。

写真は、今日発売のCUT4月号『タイタニック3D』特集から、『タイタニック』公開当時の撮り下ろしフォトのチラ見せ。プリオ、眩しい。
『タイタニック』を語ったインタビューもフルレングスで再録してます。こちらもぜひ。(小柳)
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする