現在発売中のロッキング・オン5月号では、ウェット・レッグのライブレポートを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=粉川しの
バンドが「化けた!」と、これほど鮮明に感じたライブも久しぶりだった。
ウェット・レッグの3年ぶりの来日公演は、彼女たちの肉体改革と意識改革が爆速で同時進行中なのを目撃する場だったからだ。最新アルバム『モイスチャライザー』について、リアンは「このアルバムに必要なのは、自分たちがライブで楽しめる曲だった」と言っていたが、ライブで楽しめる曲を書くようになったのは、自分たちが楽しむだけではなく、ライブで観客を「楽しませる」自信がついたからだろう。
超満員の豊洲PITを揺らしたのもまたライブへの自信であり、ライブをやる喜びだった。かつて急なブレイクに戸惑い、与えられたステージの大きさに何とか応えようと四苦八苦していたのが嘘のように、26年のウェット・レッグは、堂々たるライブバンドとして日本に戻ってきた。
彼女たちが肉体改革と意識改革の只中にあることは、リアンが不敵な笑みを浮かべながら力コブを作って見せる、オープニングの“キャッチ〜”の段階から早くも明らかだった。ウェット・レッグ流にY2Kダンスパンクを再解釈した同曲の粘り腰のグルーヴに、キャンプにとっ散らかりそうになるギターを、むんずと掴んで離さないバスドラのキックに、彼女たちの覚醒を確認せずにはいられない。
(以下、本誌記事へ続く)
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