ジョン・レノン、伝説のコンサートがスクリーンで蘇る。4/29(水)公開の『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』を観た

ジョン・レノン、伝説のコンサートがスクリーンで蘇る。4/29(水)公開の『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』を観た - pic by Michael Negrin © Yoko Ono Lennonpic by Michael Negrin © Yoko Ono Lennon

昨年8月の音盤化に続き、ジョン・レノンがザ・ビートルズ解散後に行った唯一のフルレングスのコンサート「ワン・トゥ・ワン・コンサート」がスクリーンで蘇る!

今回公開される『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』は、ショーン・オノ・レノン率いるグラミー賞7回受賞の精鋭チームが20年という歳月をかけて「ワン・トゥ・ワン・コンサート」のフィルムを修復して完成したライブ映像作品。
ツインドラム編成のバンドが叩き出すパワフルなグルーヴに乗せて、シャウトするジョンとヨーコ。配布された白い小さなタンバリンを打ち鳴らす楽しげな観客たち――最新技術を駆使した臨場感あふれるライブ音源と、いい塩梅で差し込まれるマルチスクリーン演出で、伝説のライブの熱気が余すところなく伝わってくる。

本作公開決定の報を聞いたとき、私には今の世界がジョンのメッセージを強く求めたが為のことに思えてならなかった。

周知の通り、「ワン・トゥ・ワン・コンサート」は、ニューヨークの支援学校:ウィローブルック州立学校の劣悪な環境についての報道を目にしたジョンとヨーコが、知的・発達障がいを持つ子どもたちへのチャリティとして開催したコンサート。それは1960年代後半からジョンとヨーコが続けてきた平和活動の一環でもあった。

ベトナム戦争に対する反戦運動が最盛期を迎え、女性解放運動も広がりを見せ、世界が不正義に対するプロテストへと動いていた1972年――
“カム・トゥゲザー”の熱狂のあと、ジョンは「今の時代についての歌だ」と言って“イマジン”を歌った。「日本からの直送だ」という学生運動のシンボル:ヘルメットを被り、ヨーコが批判的に朗読するヒトラーの言葉と共にアンコールの大団円“平和を我等に”は始まった。

これは半世紀以上も前のことだが、そのアティチュードとメッセージの力強さと輝きは全く色褪せていない。
未だ戦火の絶えない2026年にこそ、ジョンの「魂」を受け取るべきなのだと私は強く思います。(平澤碧)



ジョン・レノン、伝説のコンサートがスクリーンで蘇る。4/29(水)公開の『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』を観た

『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』
4/29(水・祝)〜TOHO シネマズ シャンテ、TOHO シネマズ なんば ほか公開

監督:サイモン・ヒルトン
製作:ショーン・オノ・レノン、ピーター・ウォースリー
出演:ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、プラスティック・オノ・バンド、エレファンツ・メモリー、スティーヴィー・ワンダー ほか

上映時間:81 分
鑑賞料金:一律 3,000 円
(ドルビーアトモスなど特別なスクリーンでは追加料金がある場合がございます)


日本公開オフィシャルサイト: https://www.culture-ville.jp/powertothepeople

海外オフィシャルサイト: https://www.powertothepeoplefilm.com


『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』公開記念トークイベント

劇場:TOHOシネマズ シャンテ(東京・日比谷)
日時:4/29(水)15時開映 / 本編上映後トークイベント
ゲスト:ピーター・バラカン、藤本国彦
鑑賞チケット販売:4/22(水)0:00~(=4/21(火)24:00)
チケット販売(TOHOシネマズ シャンテHP)
https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/081/TNPI2000J01.do

※ 上記イベント以外のその他全ての上映は各上映劇場の通常の販売スケジュールとなります。詳しくは各劇場HPでご確認ください。
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