気になる映画:シャイア・ラブーフ×トム・ハーディ”Lawless”


カンヌ映画祭のコンペティションの結果が発表され、ミヒャエル・ハネケ監督の”Amour”がパルムドールを獲得したわけですが(詳しくは、中村明美さんのブログへ。http://ro69.jp/blog/nakamura/68399)、レオス・カラックス監督作”Holy
Motors”、
デヴィッド・クローネンバーグ監督作”Cosmopolis”なんかと並んで個人的に気になってたのが、シャイア・ラブーフとトム・ハーディが共演を果たしている”Lawless”。

大恐慌時代を舞台に、ふたりは酒の密造に手を染める兄弟を演じていて、大物ギャング(ゲイリー・オールドマンがマシンガン連射したりする)や、法務官(ガイ・ピアースが妙にぬめっと演じている)と切った張ったの抗争を繰り広げていく、というお話。
トレイラーを観る限り、ふたりともかなりいい感じにバイオレンスに興じていることに加え、ゲイリー・オールドマンが冷酷なブチギレ役をやっていたり、ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステインといった女優陣もナイスだったりと、とりあえず気になる点が多いこの映画。
だけど、脚本をあのニック・ケイブが書いている、というのが一番のサプライズかも。

で、実際、すごくよさそうなんだよなー。
監督はジョン・ヒルコート(『ザ・ロード』)。
自分は知らなかったんですが、この人ってニック・ケイブ・アンド・ザ・バッド・シーズのPVとか撮ってるんですね。
その流れで脚本=ニック・ケイブなのか。
トレイラーはこちらからどうぞ。http://www.imdb.com/title/tt1212450/

本国での公開は8月。
最近流行りのキャラ別ポスターから、シャイア、トム、ゲイリーを選んでみた。(小柳)
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