今日は、現在のアニメシーンを代表する作詞・作曲・編曲家である梶浦由記さんにインタビューさせてもらった。
CUTに登場してくれるのは今回が初めて。
長年その音楽を聴き続け、ライブにも何度も足を運んできた方だけにすごくうれしかった。
そして、そのお話は抜群に面白く、示唆に富んだものだった。
基本的には『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』のお話が中心。
だけど、『まどか☆マギカ』の劇伴は、梶浦由記の楽曲史において異色的な立ち位置にあるものだと思っていたこともあり、ここに至るまでのストーリーを聞かせてほしい、とお願いし、実にじっくりとした長いテキストを取らせてもらった。
『NOIR』『ガンダムSEED』『空の境界』『Fate/Zero』など傑作アニメにまつわる話から、実写とアニメの違い、歌詞とメロディの関係について、音楽的原体験について、そして、現在地について。
それはもう、聞きたかったことをすべてぶつけさせてもらった。
梶浦さんはそのひとつひとつに丁寧に答えてくれた。
CUT11月号に掲載します。
アニメがなぜ才能あるクリエイターを呼び寄せるのか、そんな本質的なジャンル論にもなっていると思う。ぜひご期待ください!(小柳)