YMO


堂々“ファイヤークラッカー”に始まって、“ビハインド・ザ・マスク”、“京城音楽”、坂本教授が拡声器を振りかざしての“体操”、そして“千のナイフ”へと繋ぐサービス・セットだが、そのすべてが現在のYMOにアップデートされている。凄い。

今年のグリーン・ステージではテクノ系アクトがまったくいなかったので、ここにYMOとケミカルズが立て続けに登場するというのは、タイムテーブルを眺めていたとき以上の興奮に襲われる。が、強い意志をもって移動。もう一人の自分はいつも強いから、戦うのは嫌い。(小池宏和)