ZEPP TOKYOでJake Bugg来日公演、最終日を観た。成長や進化という言葉は安易に使いたくない。まるで草花が勝手に大きくなっていくみたいな、もともと持っている才能が、インスピレーションやテクニック面など様々な外的要因の進化にさらされてどんどん満開になっていく、ジェイク・バグとは本当にそういう一部のアーティストだけに与えられた稀有な素質の持ち主だ。
歌を取ったら何も残らない、という潔さがありながら、ふてぶてしいまでに堂々としていながら、決して聴き手にやさぐれ感を抱かせることがない。むしろ希望を与える。究極的に時代性からもコミュニティからも断然され、だからこそかえって今らしいアーティストだと思う。時空を超えてる。
にしても、観覧車の写真が似合わないなあ。