夢見るギタポ。アルパカ・スポーツ来日公演!


昨夜のことだが、新代田FEVERでアルパカ・スポーツの来日公演を観た。ここ日本ではセルフタイトルの日本独自企画7曲入りミニ・アルバムでデビューしている、スウェーデンはヨーテボリ発のアルパカ・スポーツ。スウェディッシュ・ポップとギターポップの夢が詰まった、最高にいい夜だった!

ご存知でない方のために&きらきらのギターポップが好きなあなたのために、まずはこの動画を。


The Radio Dept.やAcid House Kingsを世に送り出し00年代スウェディッシュ・インディをグローバルに広めた立役者的レーベルLabrador好きにも、そして、Sarahなど80sギタポ/ネオアコ好きにも聴いてほしいバンド。アルパカ・スポーツのサウンドは、そうした先達からの影響を感じさせつつ(特にAcid House KingsはヴォーカルのAndreasにとってのナンバー1バンド!)、00年代を通り越したイノセンスに溢れているところがいいと思う。そういう意味で、The Pains Of Being Pure At Heartにおけるインディポップの再構築を思い起こさせもする。

アルパカ・スポーツはデビュー・フル・アルバムも遠くないうちにリリースされる模様! 昨夜は”Just Like Johnny Marr”といった新曲も演奏(気になるタイトルですよね?)。メロディの良さが更に磨かれていました。にしても、近年トレンド化してやや飽和状態とも思えたインディポップ(ファン的には関係ないけど!)だが、数多のバンドと頭ひとつ分飛び抜けた胸きゅんを届けてくれた。

ステージには共演のWallflowerとカジヒデキが飛び入りしてなんとAnother Sunny Dayの”Anorak City”を演奏!
パンクに、でもキュートにぶっ飛ばしてくれて最高だった。

ちなみに上にも貼り付けたバンドのPVはメンバーのCarlによるもので、どれもすっごく素敵なので観てみてください。
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