昨日は、渋谷LUSHでlukiのライヴへ行った。
アルバム『東京物語』のリリース記念フリーライヴということで、会場は盛況の入り。
彼女のライヴを目撃できるのは、「CUT
NIGHT」のイベント以来で実に10ヶ月ぶりということでかなり期待していたのだが、新たなアルバムの世界観の下で、完全にアップデートされたlukiの音楽を楽しめたステージだった。
バンド編成は円山天使(G)と山本哲也(Key)とlukiの3人で、サウンドひとつひとつの洋楽インディと通底するような尖った感触がやはり素晴らしい。そして、今回のアルバムから大胆に導入されたEDMサウンドが、luki自身のヴォーカルにもこれまでになかったようなタフな肉体性をもたらしていて、一気に場内を染め上げてしまうようなパフォーマンスになっていた。ハンドマイクで歌いながら左手でひらひらと踊ってみせたり、ビートに合わせてピョンピョンと跳ねるようなlukiの楽しそうな感じが観客にも伝わっていくのは、もう新鮮そのもの。特に白眉だったのは、アンコール前の”100年後のあなたへ”で、サウンドのパワフルさとヴォーカリストとしてのlukiのポテンシャルが完璧に合わさった、圧巻の一曲でした。
で、気づけば30分強でアンコール含めた全6曲のステージはあっという間に終了。
即日ライヴレポートではもっと詳細に書いたので、ぜひ読んで下さい。
(http://ro69.jp/live/detail/114996)
昨日のライヴでももちろん披露された、“KISS OR KILL”と“東京”のMVを改めて貼っておきますので、未見の方はぜひ。
lukiはCOUNTDOWN JAPANのステージにも、12月31日に登場。
昨日を踏まえてどういうステージを見せてくれるのか、今から楽しみ。(松村)