osageというバンドの大きな魅力は、ジャンルやスタイルにとらわれず、自分たちの芯にあるポップスという音楽をさまざまな視点で見せてくれるところだ。そんな彼らのメジャーデビューから、今作に至るまでの間だけでも音楽、バンドとしての成長が止まらない。メジャーデビュー作のインタビューで、楽曲制作の際に合宿をするようになったと話しており、その環境も影響しているのか、osageというバンドの色、向かいたい方向性みたいなものが楽器の音からも伝わってくる。
作詞作曲を担当する山口ケンタ(G・Vo)が生み出す種にどのように栄養を与え、太く強い根っこを育て、華麗に輝く花に育てるのか。そのためにどんな栄養素が必要なのかを科学的に話し合って作っているような、そんなクオリティの高さを今作では特に感じられた。
そんな、バンドの成長、進化を感じられる楽曲制作の裏話だけでなく、初のアニメタイアップに対する思い、メジャー2年目に向けた決意などもたっぷり語ってくれているので、本誌をお見逃しなく!(岩田知大)アレンジに対して、会ったタイミングで話すのはもちろん、オンラインでも会話してお互いの意図を汲み取りながら作り上げていきましたね(クサマ)
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