ユビキタスのツアーファイナル、O-Crestが熱く揺れた!

1曲目“空の距離、消えた声”の歌い出し《例えば君のこと好きになってさ》のフレーズが、いきなり胸のど真ん中に、まっすぐ突き刺さったように感じたオープニング。

エッジーなギターリフと攻撃的なリズムで揺らしつつ、熱い歌メロがしっかり芯にあるのがユビキタスの強みだけれど、
今日はそこに「ソールドアウトで迎えたファイナル」という感情が爆発しているものだから、ステージから溢れるサウンド、言葉すべてがいつも以上にエモーショナル!

オーディエンスのハンドクラップにヤスキ(Vo・G)が「それも楽器やから!」と言ったり、「みんなのこと仲間やと思ってる」と言っていたのが印象に残っている。
そうやって分かち合うことで、ユビキタスの音楽はさらに強く輝きを増していた。

関西弁の爆笑トークも交えながら、自然に笑顔で笑いあうメンバーがいて、フロアにもどんどん笑顔が溢れていく光景。
結成から約3年間の集大成でありながら、未来への期待が募る、最高のツアーファイナルだった。(後藤)
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