いきなり“天体観測”から始まり、“バトルクライ”“ナイフ”といった相当久々の曲。
ライブ初披露の“ベル”、CDには未収録の最初期の曲“BUMP OF CHICKENのテーマ”。
この日だけのセットリストであることは間違いない。
演出も最小限で、20年間の感謝の気持ちがあふれたファンとのお祝いのライブだった。
藤原基央が「昔の曲がすごいやってて楽しいです」と笑顔で口にするなど、メンバー四人が誰よりも楽しそうなのが実にBUMP OF CHICKENだった。
最後ステージに残った藤原が、「僕らが作ってきたこれまでの音楽は君に会うために生まれてきました。それを忘れないでください」
と決意を新たにする言葉を口にしている時、
ステージ裏では3人がその言葉を一字一句漏らさないように真剣に聞き、その後藤原を厚く迎え入れていた。
これからのBUMPの未来も本当に楽しみになった。
この後は初のスタジアムツアーも控えている。
写真はアニバーサリーな特別なロゴ。
2月29日発売号のJAPANにメンバー会場入りからライブ後までの密着レポートが載ります!(小松)