GOING UNDER GROUNDのOut Of Blue Tour、ファイナルを観た!

GOING UNDER GROUNDのOut Of Blue Tour、ファイナルを観た!
8月にリリースしたアルバム『Out Of Blue』を引っさげてのツアーファイナル@恵比寿リキッドルーム。

「それでもやっぱり音楽が続くってことを証明しに来ました!」という松本素生の第一声と、そこから鳴らされる一曲目"天使たち"。
《青春の果てに何がある?/あの夜かけた鍵をあけた/振り返るのはもうやめた》と訴える力強い歌声。

それだけで今このバンドが過去に縛られることなく、かつてないほど自由で開けた局面を迎えているんだと理解できた。

印象的だったのは、メンバーを温かい拍手で迎えていた観客たちが、新生GOINGにどんどん引っ張られ、最後には拳を突き上げて全力で歌っていた姿。
それは夢の楽しさも現実の辛さも人一倍知っているGOINGが織り成す「本物」の音楽だからこそ、人の心の奥底まで響き、生まれるグルーヴなのだと思う。

真っ直ぐに前を向く3人の眼差しがとても素敵で、じんわりと胸が熱くなった夜だった。
12月からは対バン企画もあるとのこと。
今後新生GOINGがどんな拡がりを見せるのか、とても楽しみだ。(高橋)
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