濃く太く熱狂的な人気を持つ彼らだが、その活動を長年追いかけてきた人にこそ読んでほしいインタビューをすることができた。
このインタビューの入り口はナカシマが(Vo・G)が言葉のコミュニケーションをあんまり信じていないフロントマンだということだ。
そういうフロントマンを中心に3ピースという濃い関係の中でバンドをやるというのは、普通なら困難なことだと思う。
でも、おいしくるメロンパンというバンドは、その点で奇跡的な相性を持っている3ピースだ。
言葉のコミュニケーションを信じていないナカシマのことを峯岸(B)と原(Dr)がごく自然に受け入れて、むしろそれをプレイヤーとしての快感に変えながらジャズコンボトリオのようにスリリングな音の会話を続け、お互いを刺激し合いながらどこまでも進化させているのだ。
そんな3ピースの演奏があるから、ナカシマの歌詞も含めたその楽曲は映像的、絵画的な世界を雄弁に物語り続けている。
最新ミニアルバム『antique』は、そんなバンドとして紆余曲折の歩みを続けてきたおいしくるメロンパンの現時点での最重要作品。
必聴です!!!(古河晋)
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