Ver.22」を観てきた。
日本でこれほど大きな手拍子と歓声を誘うインストバンドは、他のどのジャンルにもいないんじゃないかと思うほどの大盛況でデビュー10周年が祝われた。
コラボ曲で登場したRIP SLYMEのRYO-Zも、コール&レスポンスの盛り上がりっぷりに驚いていたほど。
謙遜して「自分たちは所詮シャドースターだ」と言っていたが、気張らず、気取らずに、10年もの間メジャーで活躍し続け、これだけ多くの人を揺らし、熱狂させるのだから、彼らは本当にかっこいい意味で「真のシャドースター」なのだろう。
「次は20周年を目標に」と口にしていたが、歳月を経て、熟せば熟すほどどんどんおいしくなっていくバンドに違いないから、これから先こそ楽しみだ。(大藤)