2020」ファイナルの日本武道館公演を行なった。この日のライブは、その名の通りキャリア初の武道館を目指して進んで来たバニラズにとってのひとつの集大成となった。
あいにく規制の中での開催となったこの日は、少しでも多くの観客を収容するためにセンターステージとなっていたのだが、69を型どったこのステージは外周の東西南北にすべてスタンドマイクが立てられていた。
最新作『鏡e.p.』はメンバー4人がそれぞれ作詞作曲し、リードボーカルまで担当した力作だったが、この日は
メインボーカリストの牧だけでなく、ますます欠かせないボーカリストになってきたギターの柳沢進太郎、そしてベースのプリティまで一曲ごとに360度走り回って歌う!歌う!そしてドラムのジェットセイヤまでも。
センターステージのライブは今までたくさん観て来たが、こんな構成は初めてだった。
武道館は、バニラズにとって憧れのビートルズの来日公演が初めての音楽ライブだった場所。ずっとその想いを抱き続けてきたことを牧は熱いMCで語ってくれた。
詳しくは後日、ライブレポートでお届けしたい。
(海津亮)