ハワイアン、2年ぶりの音源リリースとなるニューアルバム「BONDS」は、3人が人間性の全てを限界までさらけ出しながらひたむきに音楽に向き合うことで生まれたアルバム。彼らの姿勢とテーマは不変だが、その追求のレベルが上がったことによって、今までのハワイアンの型を破った新たな感触のアルバムになっている。自分を見失いそうなとき、生きたまま僕たちの体に潜り込んで大きな救いとなってくれる音楽だ。

今回は、ここまでの作品を作り上げた彼らと正面から向き合いたくて、初めて自分でインタビューした。少し遠回りしたが新たな切り口で核心に迫れたと思う。そして彼らと付き合いの長いライターの高橋美穂にはジャパンオピニオンのコーナーで長文をこの作品について書いてもらうことにした。どちらも楽しみにしてほしい。(古河)