吉田のバスドラにターゲット・マーク、
そしてスーツをまとった3人!
「Neo Neo Mods 2010」と名付けられたツアーのファイナル@新木場STUDIO COASTに行ってきた。
久しぶりに聴いた “Vertigo”が重低音がしなってめちゃくちゃかっこよかったとか、ソロパートを挿む“1000 Love”がスリリングだったとか、“MADE IN LOVE”のキラキラしたパワフルさとか、個人的なハイライトは沢山あるのだけど、
やっぱりこのライヴで一番大きいのは、新曲がいくつか披露されたことだろう。
ミドルテンポの滋味溢れるロックンロール、初っ端からエレキギターがギュインと唸るアッパーな曲、そしてこのツアー名の元でもある“Neo Neo Mods”。
今日和田は何度か「生き様」という言葉を口にした。13年やってきて、今すごく自分たちのやってることやスタイルに自信が持てる、というような意味の事も言っていた。
そういう確信が息づき、深みをもった曲たちだった。なーんていうと重苦しいけど、そこはトライセラのロック、もちろんどれも聴いててノリノリになれるかっこいい曲だ。
トライセラはここ数年、必ずしも平坦な道を歩いてきたわけじゃなかったし、むしろシリアスな状況も何度もあった。
だけどどんな時でも彼らは笑ってみせてきたし、そんな彼らの音楽は聴き手をいつだって笑顔にしてきた。困難さや劣等感を嘆くのではなく、それを飛び立つ力に変換するポジティヴなパワー。それがトライセラのロックの根幹にあるし、年月を重ねるごとにどんどんタフになっていると思う。
その逞しさは新曲に宿っているし、新曲と新曲の間に披露した“Fly Away”と“ロケットに乗って”もいつにもまして熱量が感じられて、体はのっているのになんだか感慨ぶかくてジーンとしてしまった。
ちなみにニューアルバムには3人のアーティストとのコラボレーションがあるそうで、
一人は“爆音Time”の藤井フミヤ。そしてもう一人をライヴ後に和田がTwitterで発表すると言っていたのだが……あ、もうアップされてる。
→http://twitter.com/sho_wada
9/8のリリースが楽しみ。
その前にROCK IN JAPANへの出演もあります!(福島)