菊地英昭=brainchild’sのひとつの到達点

菊地英昭=brainchild’sのひとつの到達点

20日からアコースティックツアーが始まった菊地英昭のプロジェクトbrainchild’s。25日、水曜日にはライヴDVD『Electric na tei de TIPP11』がリリースされる。 この映像はなにかとても感慨深い。昨年8月にリリースされたセカンドアルバム『PANGEA』、そしてこのライヴによって、菊地英昭は限りなく完全体に近づいた気がするからだ。
ヴォーカル、ギター、プロデューサー、ソングライターといった可能性、 ダークで毒々しくてでも優しくて温かい彼自身のキャラクターや世界観が、一つの音として鳴っているというか。
オープニングを飾る壮大なインスト“PANGEA”や、「北の方角に思いを馳せて、気持ちは、家に帰ろう」というMCに導かれた”Wanna go home“など、静かな決意や自信、喜びが伝わってくる。(井上)
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