３つの原曲を見事に繋ぎ合せた交響詩『THE ONE − crash to create −』の編纂者ともいうべきSUGIZO。建築家のような視点から今作を論理的に解き明かしてくれるインタヴューは本当に面白い。
彼のクラシックの素養がなければ生まれえなかっただろう楽曲だが、その大胆かつ繊細な発想と才能に改めて驚く。

ちなみに現在、『７DOORS～青ひげ公の城～』の音楽も制作中。最初は音楽だけの予定だったそうだが「青ひげ公」としても出演することになり、相変わらず忙しそう。
３月11日は日比谷公園で行なわれた「ピース オン アース 」にも出演していた。

撮影日である３月７日は長時間に及ぶ舞台稽古を終えてのスタジオ入り。ソロの撮影中、つい自然に公爵の動きになってしまうようで、「いかん、また公爵入っちゃった」とつぶやいていたのが微笑ましかった。いや、誌面的には公爵でもいいんですけど。

そして撮影終了となった夜１時すぎ、ここぞとばかりに様々なスタッフから様々なチェック責めに合うSUGIZO、「えーっ、まだあるの～!?」という叫びがせつなくスタジオに響き渡っていた。
（井上）