昨日のユニコーン×TOTALFAT!


キューン20周年イベント。昨日の出演はユニコーンとTOTALFAT!ということで、リキッドルームに行ってきた。

最初に登場したのはTOTALFAT。
1曲目からお客さんをガンガン煽って、会場を引っ掻き回していく。ほどよく熱くなったところで 、昨日発売のシングル“PARTY PARTY”を投下。この曲の無条件で踊れるパーティー感はやはりライヴ会場で聴くとすごい!この夏、各地のフェスを盛り上げる曲になりそう。
続く“World of Glory”では、なんと井上ジョーが登場して、1年ぶりにシングル音源どおりのコラボを再現。メンバーの今日のライヴを特別なものにしたいという気合いがバシバシ伝わってきた。
MCでは、パンクバンドがメジャーで戦うこと、キューンとの出会いを通じて感じた想い、が丁寧に語られたのも、このイベントに真っ直ぐに向き合うこのバンドらしい一幕だった。

続いてはユニコーン。
こんなに狭い会場でユニコーンのライヴを見れる機会も滅多にない!と、爆発寸前まで期待が膨らんだ会場は、メンバーが登場した瞬間に悲鳴にも似た歓声が。
基本的にゆる〜いスタンスでありながら、演奏が始まると一気に空気が引き締まる様はさすが。
何の予告もなく突然、電大(川西、テッシー、EBIの ユニット)のパフォーマンスが始まったり、“SAMURAI 5”で長〜〜〜いMCを挟んだりと、自由すぎる5人に振り回されるのが楽しい。
アンコールで演奏された『宇宙兄弟』のテーマ曲“Feel So Moon”は 、スペーシーな出だしから始まって、深遠な宇宙空間を静かに漂うようなサビがとても印象的だった。(秦)
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